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2002年04月29日
AOL-TWの苦悩
最近の Wall Street Journal から.
AOLタイムワーナーが合併の効果を示すことができず,苦しんでいるようである。例えば,COOがブロードバンドサービスよりもダイヤルアップサービスを顧客に勧めるように社員に通達したり,AOLを再度分離したほうがいいのではないかという議論がおこったりしているようである。
AOL-TW に関しては,時代の先を行きすぎてしまっているのだと思う。日本に比べてADSLが電話網的に普及しにくく(元電話会社社員としていわせてもらうと、日本の電話網は品質が高い!),また電話の定額性がすでにあって価格に対して平均的な人が日本人よりも敏感な米国では,ブロードバンドの普及が予想よりも遅れており,日本よりもかなり遅れてきている。その結果,インターネットが文字メディア以上のメディアとしての進化に繋がっていないのが原因だと思う。
また,AOL-TWに限った話ではないが,多チャンネル放送を提供しているデジタルケーブルの契約率の伸びは鈍化傾向にあり,契約者の半数が解約しているという結果が紹介されている。人々の一日の時間は有限であり,TVはその中で十分な時間を消費してしまっている。今後,優れた映像メディアが仮にインターネットの上で実現できたとしても,ビジネスモデルの構築に当分悩まされることになるだろう.
投稿者 hyotan : 2002年04月29日 11:31