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2002年05月02日
The Economistの記事より
しばらくサボっていたので,ここ数日でたまってた話題を吐き出します.イギリスの経済雑誌 The Economist, Apr.13, 2002 の特集は TV 産業についてだった。その中からいくつかの面白い話をとりあげる.
平均的なアメリカ人は一日4時間TVを視聴し、それ以上の時間つけっぱなしにしている。ドイツ、イギリス,フランスでは一日平均3時間。MTVの視聴者の場合,インターネットによって食われた時間は睡眠,友達とのおしゃべりなどで、TV視聴時間にはあまり影響を与えなかった。
イギリスでBSkyB がインタラクティブTVから得た2001年の第2半期で得た収入91milポンドのうち、53%が賭け事からだった。フランスでも同じような傾向がみられる。
お金の取れるTVコンテンツは、賭け事、ゲーム,投票(Big Brother という有名な番組がある)。まあまあいけるのは、ニュースの選択,スポーツハイライトシーンの選択。全然だめなのは、物販,サッカーでお気に入りの一人の選手を追いつづけるようなもの。
TV番組のなかで、電話投票を促すと結構乗ってくる。イギリスで Pop Idol といういう視聴者が審査員になるテレビタレントコンテストを行ったとき,9mil 人の投票が行われた。前年度のイギリスの総選挙における若年層の総投票数より多い。
アメリカ世帯の 90% がビデオを持っているが,テレビの視聴時間中、録画したビデオを見ている時間は4% に過ぎない。これはビデオの予約操作が難しいこと、忘れることなどが理由。ビデオの主な用途はレンタルをみることで、そのためDVDにとって変わられつつある。PVRによって、視聴者がさまざまな番組に分散するのではなく,むしろみんながみている特定の番組をより多くの人が異なる時間に見るようになってきている。
アメリカでは過去10年間、CATVのチャンネルの増加による競争の激化にも関わらず,トップ10のケーブル局は変動しなかった。また、ネットワーク局(NBC,CBS, ABC, Fox, WB, UPN)にトップ10のケーブル局を加えると 90% の視聴率となり、この数字はここ数年変わっていない。そのため、弱小テレビ局やニッチ狙いのTV局は視聴者を集められず、トップ局以外が広告を集めることは困難で,経営が苦しい。
ドラマは最も制作にコストがかかる番組になっている。報道番組に比べて4倍程度かかる。しかし、アメリカ人は報道番組より4倍良く見る。
投稿者 hyotan : 2002年05月02日 11:29