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2003年01月02日

Tim O'Reilly のコンテンツコピーに対する意見

有名なインターネット関連の技術出版社のオーナーでオープンソース運動の支持者である Tim O'Reilly による記事より。Piracy is Progressive Taxation, and Other Thoughts on the Evolution of Online Distribution
ほとんどのクリエータにとって、不正コピーされるよりも世の中の人に発見されないほうがよほど大きな問題である。毎日多数の新しい書籍・CDなどが出版され、そのほとんどは人目に触れずに消えていく。そのため、不正コピーをクリエータにとっての累進課税のようなプロモーションコストと思えばよい。それに、P2Pを元にCDを買うこともあるし、何より人々は可能であれば正しいこと(対価を払うこと)をしたいと思っている。実際、O'Reillyではそのような形で売り上げを伸ばしている。
不正コピーは万引きと比較されることがあるがこれは間違えである。万引きされると他の人の目にその作品が触れるチャンスがなくなってしまう。例として、ある書店でO'Reilly社のある書籍が店頭にないので理由を聞いたところ、在庫リストには1冊残っているので追加発注していないことになっており、どうも万引きされたらしい。これによって、多くの人に店頭でその本を手にしてもらう機会が失われた。不正コピーの場合は目に触れる機会が増えることはあれ、減ることはない。
(P2Pによる)ファイル交換は、現在の出版社・配給者への脅威となっても、出版自体への脅威とはならない。多数のコンテンツを多数の潜在顧客に提供するためには良い仲介者が必要だからである。現在のP2Pサービスは学生のように時間のある人にはいいかも知れないが、普通の人にとっては手間がかかりすぎ、信頼性が低い。これらに対して質の良いサービスを提供すれば、それに対してユーザは対価を払ってくれるはずだ。つまり、出版・配給の仕組みが変わればよい。

投稿者 hyotan : 2003年01月02日 10:26

コメント

diamonds All is for the best in the best of possible worlds.

投稿者 diamonds : 2005年09月01日 20:26

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