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2003年07月26日

新しいSTBの息吹

ソフトウェア的にいじり倒せそうなSTB Tellyが発表された(Wiredによる紹介記事)。まあスペックをざっと見た限りでは、1GHz程度のPentium互換チップ(VIA C3)がのっているLinux PCがAV機器っぽい箱に入っているだけともいえる。CODECなど全部ソフトウェア処理っぽいので、消費電力・熱は出そうだし、ファンの音がうるさかったりするのかも知れない。
でも、この機器に学ぶところはあると思う。進化する情報家電などといって、ソフトウェアのダウンロードをさせたりすることはどこの家電メーカーでも表明している。特にCODECやDRM、ネットワーク周りの機能などが日進月歩で進むストリーミングに対応させるためには何らかのバージョンアップは必須だろう。ところが、実際ビジネスにのせようとすると、ユーザにバージョンアップでお金を払ってもらうことは難しかったり、開発費が見合わなかったりして、なかなか実現できない。その解決策の一つとして、この機器のようにインフラだけ作ってあげて、後はお好きにどうぞと投げてしまうというのは一つの手であろう。

ハードディスクレコーダの草分けといえる TiVo も、いくつかの改造本が出ている(Hacking the TiVo, Hacking TiVo, TiVo Hacksなど)。改造と著作権侵害は背中合わせなのでなかなかこういった形で大家電メーカーが認めていくのは難しいかも知れないが、そういったリスクを恐れないベンチャー企業からこういった機器が今後増えていくことになるのだろう。

投稿者 hyotan : 2003年07月26日 01:12

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