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2005年01月04日

デモジャーナリズムについてその2

前回デモジャーナリズムなるもののモデル化について書いた。そこで述べたモデルをベースにどういった機能が今後必要になりそうか・出てきそうかについて考えてみた。

1. 伝搬、深化の機能に求められること
伝搬の機能として求められること
 ・共感を呼ぶ機能
  インターネットでは人々の共感をよばないと記事が伝搬しない
 ・人々が関心を持っている記事の伝搬
  みんなが注目している話のその後のフォロー
 ・現時点では人々が関心を持たないが、関心を持つであろう記事の伝搬
  知らなかったことの発掘
 ・ある問題に関する専門家の関心を喚起すること
  識者を集め、より密度の高い議論・深化作用を起こせるように。
 ・特定の目的に基づいて人々の関心の方向付ける
  例:政治的意図に基づいて人々を誘導する
 ・何人が興味を持っているかを示す方法。これによって関心を盛り上げる手段とする。
  これだけたくさんの人が興味持っているんだからあなたも知らなければならない。

深化の機能として求められること
 ・エンタメとしての味付け
  煽り、フレームなど
 ・深い洞察により問題の本質を導き出す
 ・議論の方向づけ
  議論が意味あるものとなるように枝刈りする。
 ・正確な議論が行われること
  論理の飛躍の指摘、論理の途中で導入される仮定の正しさの検証
 ・大衆の潜在意見を結晶化させるための「この指とまれ」の指作り

2. 現在のジャーナリズムと比較して今のデモジャーナリズムが弱いところ
・記事の方向性を裏付ける取材。アマチュア主体のデモジャーナリズムでは、記事の主張を裏付けるために一次情報源に当たる取材活動がなされるケースが稀である。
・編集・編成。特に雑誌では記事の中身がなくても編集で読ませてしまうところがある。blog、掲示板では編集・編成がほとんどなされていない。

3. 今後考えられるデモジャーナリズム関連サービス
元ネタ --> 記事 --> 伝搬 --> 深化 --> アーカイブ    のチェーンを考える。

ニュースソースからお金をもらえる?
 ・企業・団体に関するニュースリリースの記事化・伝搬
  共感され、自発的な伝搬を促すようなPublic Relations。
  必ずしも請負だけでなく、iPodのサザエさんパロディ広告のような自発的広告からの収益というのもあり得る。

記事ライターからお金をもらえる?
 ・書けそうな元ネタをいち早く提供する、信頼性のあるネタを提供する
  取材代行業
 ・希少ネタ
  裏ネタ、情報ソースを秘匿しつつ提供。
 ・ツール
  世の中で旬な話題をリアルタイムに収集
  特定の記事に対するレスポンスその他のマーケティング情報

読者・視聴者からお金をもらえる?
 ・タブロイド紙のようなエンターテインメント。
 ・はてなやYahoo!知恵袋のような個別ソリューション提示、コンサルティング
  社会面相当。健康、お金について、日常のトラブルなど。
 ・突っ込んだ分析
  専門家・関係者を集めたexclusiveな解説
 ・議論のモデレータ・コミュニティ
  専門家・関係者を集め、深化する作用を手助けする。その結果、突っ込んだ分析結果がでてくるようにする。
  

投稿者 hyotan : 2005年01月04日 20:29

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