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2005年01月11日
津波の映像
スマトラ島沖地震の津波では広大な地域で被害が発生した。TVでも旅行者などが
撮影した映像を繰り返し流しているが、この映像はインターネットでもブログを
通じて広く配布された。Wall Street Journalの記事(有料購読者のみ)は、この津波がvlog (Video Blog) を普及させるきっかけとなるのではないかと論じている。
Wave of Distructionのように動画像を配布しているサイトではP2Pのbittorrentを利用しているところもある。これは、.torrentファイルという小さなファイルのみをサイトからダウンロードさせ、その情報を元にP2P空間から実際の映像ファイルを見つけてくるようになっているため、サイトの負荷が小さくてすむ。bittorrentはLinuxソフトウェアの配布などにも利用されており、合法的なP2Pの利用方法も開拓されつつあることを示している。
WSJの記事によれば、日本のTVでもおなじみのプーケットの津波の映像を撮った人が、インターネットには無料に流すことを認め(というか当たり前のこととして捉え)、その結果、各国のTVメディアから映像を購入したいという依頼が殺到し、販売して報道されたとのこと。インターネットの帯域の制約がいい具合に働き、低ビットレートの映像がネットで流れ、高品質の映像がTVへ販売されるという仕組みができていくかも知れない。あるいは、低品質の映像がblogへ無料に提供され、高品質の映像が売られるとかのビジネスが定着すればより多くの映像がネットに流れ出すだろう。
こういった形で以前のエントリに書いたデモジャーナリズム(citizen journalism)が着実に進歩しつつある。
投稿者 hyotan : 2005年01月11日 22:14