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2005年06月26日
インターネットと質感
6月に会社が代わったこともあり、しばらく落ち着かなかった。今まではテレビからインターネットへアプローチするような商品開発をしていましたが、今度はゲームからインターネットへアプローチするようなサービス開発していくことになりました。blogは今までのようなマッタリペースで続けますので、引き続きよろしくお願いします。
ゲームといえば、先日のアメリカの展示会で次世代ゲームのラインアップがそろってきたが、HDが一つのキーワードだった。実際、コンセプトデモを見る機会があったが、質感が今までのものとは全く異なる。これをみながら、将来のインターネットの姿についていろいろ考えているのだが、改めて感じているのは、今のインターネットはblogにしろ、ストリーミング放送にしろ、粗い質感のものが多いということだ。
粗い質感というのは、作り込みが弱いとか、情報密度が薄いとか、プロットが甘いとか、フォントやレイアウトや画質が汚いとか、いろいろな原因にブレークダウンできる。TVはコンテンツとしてはつまらないものが実に多いと思うのだが、質感という意味ではやはりインターネットよりも上だと感じる。
質感をあげるには、一つはプロのこだわりが必要であって、やはりこれはその世界でメシが食えることが必要になる。他にも帯域幅が増すことも重要で、これはインフラの問題だ。とすると、インターネットで質感が上がるのはまだだいぶ時間がかかるに違いない。
もちろん、インターネットは粗い質感で楽しい世界が形成されているという面は否めない。チャットやSNSが流行るのは密度がある程度薄いからだと思っていて、これがいきなり濃かったら逆に成立しないケースもあるのではないだろうか。ドアを開けて入ってみたら、いきなり見ず知らずの人たちによるテンションの高い飲み会だったりすると、たぶんすぐに引いちゃう人がほとんどだろう。
しかし、次世代のインターネットサービスは、この「飲み会」のような濃密な空間を以下に表現できるかが勝負なのではないかと最近思うようになっている。ゲームというかVR (Virtual Reality) は一つの方策なのではないかと思うのだが、これ以上は今後のメシのタネになるので、ここで語るよりは実際のサービスを出すことで表現したいと思う。
投稿者 hyotan : 2005年06月26日 23:23