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2005年07月11日

SNSとblogについて

最近、特に日本人にとってはblogよりもSNSのほうが個人の情報交換手段としてはあっているのではないかと思うようになってきた。blogは自分で主張することによって自分を定義していくのに対して、SNSは他者との関係性において自分が定義されていくため、オンラインにおけるアイデンティティを確立することが自然にできる。

業界ニュースなどをまとめるようなもの以外は、blogを毎日のように更新し続けるということは、その人が蓄積するよりも速いペースで吐き出しながら書いているに違いない。そのため、数ヶ月もすれば新しい視点やビジョンはなくなり、だんだんマンネリ化してくる。このトピックにはたぶんこう書くだろうなというのが見えてきてしまう。そして、書き手も書いている記事のみで自らの定義をせざるを得ないから、どうしても幅が狭まる。

それに対して、SNSの場合、交わされる会話・情報密度はblogに比べたら圧倒的に薄い。ある種の馴れ合いの世界ともいえなくもない。しかし、文字の向こうにいる人間にフォーカスが当たるつくりになっているので、あるトピックについて話をしていたとしても、この人はほかにこういう趣味嗜好があるんだなと想像して話ができる。その結果、人間的な把握になるので、話に広がりができやすいし、リアルで飲みに行ってみたりする気にもなる。

blogだと記事そのものに興味があるかないかで読むかどうか決まるが、SNSの場合、その人間への興味でアクセスするかしないかが決まるという点が大きいのではないかと思う。そう考えると、プロやセミプロおよびそれを目指す人たちの言論ツールとしてのblogは残るだろうが、より多くの人が使うツールとしては、匿名・署名掲示板そしてMLとSNSに収束していくのではないかと予想している。

blogの映像版は個人放送と結びつきやすいが、SNSの映像版はコミュニケーションになるだろうか?最近アバターまたはゲームのような3次元バーチャルリアリティーによる表現というのが有望なのではないかと思っている。これによってより密度の濃い場が作れるのではないかと想像しているが、細かいところはまたの機会に述べたい。

投稿者 hyotan : 2005年07月11日 22:25

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