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2006年01月02日
次のターゲットは?
2005年は日本のインターネット放送にとって大きな節目になったと思う。ホリエモン・楽天の件は、インターネット放送にとって絶大な宣伝効果があった。Podcastingという言葉も市民権を得た。Yahoo, Gyaoのサービスもまだ成功しているとは言い難いものの、それなりのボリューム感(メジャー感)を持って進められている。05年末の紅白でも、松任谷由実の曲がインターネット限定で配信されていることが紹介されていた。
2006年はこの流れが徐々に具体的なサービスとして見えていく年になるのではないかと予想している。今のTV放送の外延としてインターネット放送が使われるという面では、あとはインフラの問題であったり成功するサービスの登場の有無になるのだろう。ビジネスとしてはそこが大変なのだけど、方向性は見え始めている。
さて、このブログでは今後もインターネット放送に関するその次のネタを探そうと思う。これからは単なる映像配信についてだけではなく、映像も交えたメディア・コミュニケーションの将来について考えていきたい。インターネットにより、配信チャンネルを独占することで情報をねじ曲げることはやりにくくなった。これは偉大な進歩であるが、その次を考える時が来ている。
玉石混淆、様々な意見が交錯する多メディア時代において、今時点では「嘘を嘘であると暴けるメディア」というものが今後の鍵になるのではないかと考えている。「真実を伝えるメディア」というどうも嘘くさい言葉があるが、真実を定義することは難しくても、嘘を否定することは可能だ。
このように考え始めたきっかけは05年末にあった建築偽装事件と韓国のES細胞捏造事件である。建築偽装事件はそれ自体の嘘もそうだが、その後ブログにおいてもブログにイーホームズ藤田氏が寄稿した問題について(元ブログ) に見られるような何を信じればいいのか分からない状況になったり、ES細胞に関しては韓国のブログ界で変な興奮状態になったという話も、現在のブログ形式の情報交換の限界を示していると感じている。
「嘘を嘘であると暴く」というのはジャーナリズムの本質であり、表現をするメディアには関係がないという見方もあるだろうが、メディアが持つ特性が影響してくるのではないかと睨んでいる(「メディアがメッセージである」というマクルーハン的に)。直感的に映像メディアというのがここでなにか役割を果たすのではないかと感じている。スクープ映像ではなく、コミュニケーションのような形なのかなぁと思ってみた入りしているが、まだ全く根拠はない。
まとまりのない文章になったけど、今年もぼつぼつ書いていきますので、よろしくお願いします。
投稿者 hyotan : 2006年01月02日 18:10