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2006年10月15日

YouTubeをどのように使うか?

googleによるYouTubeの買収についてはどのように評価して良いのか考えあぐねている。
全ての情報を検索可能とするという理想の実現のためにYouTubeが役に立つと考えたのだろうか?それとも著作権の訴訟リスクよりも、YouTubeのもたらすビジネスチャンスのほうが大きいと計算した末のことなのか?直感的に、合理的な判断だけで今回のdealがまとめられたような気がしない。まあ向こう半年から1年程度で方向性が見えてくるはずだ。

多少煽り系だがこんな記事があった。米国 映画DVD消滅!?ダウンロード販売が急伸 。まあ、タワーレコードも倒産したことだし、中期的に見てDVDが無くなるのは時間の問題であることは間違いない。ハリウッドにとってDVDが絶対であるわけはなく、儲かる配信チャンネルさえあればそちらにシフトするのは自然なこと。元々DVDは敵視していたわけだし、実際非常にアクティブに動いているのは知っている。いろいろなところを煽って配信事業をやるようけしかけ、競合させつつ強気のネゴシエーションしてくる。その点はさすがハリウッド。

しかしDVDをYouTubeが代替するとは考えにくい。ウィンドウを絞ることで収益を最大化してきたわけだから、広告媒体としてYouTubeやMySpaceを利用することはあっても、配信チャンネルとして利用するようにはならないだろう。有料配信媒体としてのiTunes, Amazonと広告媒体としてのYouTube, MySpaceを使い分けるのが短期的に考えられる作戦だと思う。

あとは編成の視点がこれまでの話から全く抜けているのもどうかと思う。ハリウッド映画は本でいえば小説1冊であって、雑誌のような映像メディアがもっと盛り上がってもいい。TV番組は近いけどマスを相手にしすぎている。個人的にはもっと専門化した映像雑誌メディアが出てこれるような素地を作っていきたいと思っている。

それにしても、これだけネット配信が盛り上がってきているにもかかわらず、TVに上手く繋がるパソコンというのがなかなか揃わないのは不思議。まあ、YouTubeの映像はまだTVで見れる品質ではないですけどね。iTunes TV, YouTube TV が出てくるまではもう少し時間がかかるのでしょう。

とはいえ、音楽ですらまだ売上高は全体の1割程度なのだそうだ。デジタル音楽の売上高、ソフト全体の1割に・06年上半期

投稿者 hyotan : 2006年10月15日 20:25

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