実用レベルの英語に必要な語彙を増やすお手伝いするコンテンツです.メールマガジンとホームページからダウンロードできる HTML コンテンツからなっています.メールマガジンのサンプルは▼こちらに,ホームページコンテンツのサンプルは▼こちらにあります.
対象を次のような方としています.
▼読者アンケート結果によれば Vocabulary Advantage Mail Magazine の読者のレベルも大体上記に該当しています.
つまり,英語にはそこそこ自信があって,大学入試程度の英語力はあるけれども,その先の語彙力に不安がある方を対象とします.単語の選択や難易度の表示はこの対象レベルが前提となっています.
相当の英語力がある人でも雑誌などを読めば知らない単語にぶつかることでしょう.語彙力を増すために地道な努力を独りで続けるのは大変なことです.Vocabulary Advantage Mail Magazine は一回1つの単語を覚えられるように編集したメールをお送りします.もちろんこれで十分なわけはありません.覚えるべき単語は山ほどあるのですから.しかし,このメールマガジンによって,どんなに忙しくても1つずつ覚えるきっかけを作れると考えています.
そして,過去のメールマガジンに加筆修正をしたもの,またメールマガジンではとりあげていない新たな単語について,ホームページ上で HTML ファイルとして提供しています.テキストしか利用できないメールマガジンに比べてページの組版が可能になっていますので,より見やすい教材となっています(サンプル).
Vocabulary Advantage Mail Magazine は一回一つの単語を含む例文をお送りします.解説編はあくまでその日の単語を覚えやすくするために掲載しているものですから,解説編に出てくる単語を無理して全部覚える必要はありません.お忙しい方が多いでしょうが,がんばって一単語ずつ覚えてみてください.きっと効果があると思いますよ.語彙を増やすときは,忘れることを恐れてはいけません.忘れたらまたその単語に出会った別の機会に覚え直せばいい.その繰り返しで頭の中に徐々にイメージを作ることも重要です.Vocabulary Advantage をその繰り返しの一つとして利用してください.
Vocabulary Advantage Mail Magazine は▼まぐまぐを利用したメールマガジンによって配信しています.無料です.登録は▼こちらまで.英単語に限らず,中級・上級者向けの英語学習に関する情報もメールマガジン内で紹介するようにしています.
英単語の覚え方についてはさまざまな言われていますが,ここでは特に中級以上の難しい単語の覚え方について私どもの考えを簡単に述べます.
Vocabulary Advantage の対象となるような単語の勉強をしている方々は,日本語と比べて英単語は多様で覚えにくいという感覚をお持ちだと思います.その理由はいくつかあるでしょうが,一つは日本語の場合は難しい言葉は漢字から構成されるので意味の予想がつくことであり,もう一つには英語は同義語が豊富であることがあげられます.英語は複数の言語を祖先に持ち,さまざまな文化を取り込みながら成長していますので,同じ意味でも生まれが違う単語がいくつもあります.また,きちんとした文章ほど同じ単語の繰り返しを避ける傾向があります.あるいは,語彙力がその人の能力のバロメータの一つであると広く信じられていることも,語彙の豊富な文章に接する機会の多い原因であると考えられます.
単語を覚える王道は,質の高い英文を多く読んだり聞いたりすることです.いわゆる▼Quality Paper や定評のある雑誌の記事,テレビ番組は,記者の質が高いため表現・語彙が豊富です.知らない単語を片端から覚えてもいいですが,まずはなじみの単語を増やすことだけでも効果があるでしょう.
なじみの単語が増えてきたら,辞書を活用することです.英語を理解するには英語で理解したほうがいい.だから,日本語の辞書は使わず英英辞典を使うべきだとはよく言われます.確かに最終的には英語のコンテキストで考えるようにしなければなりません.しかし,単語を覚えることはある概念を頭のなかにつくることであり,私たちは日本語で概念形成がすでにできていますので,それを利用しない手はありません.そのため,まず日本語の単語との対応づけで記憶し,それから日本語とのニュアンスの違いに慣れていくのが早いのではないかと考えています.
語源を知ると,複数の単語を有機的に覚えることができます.ラテン語の接頭詞などのパターンを知っていれば,単語の意味がある程度想像できるようになります.単語のニュアンスも語源から生まれてくることがあります.しかし,語源から意味がだいぶ離れてしまっている単語もあるので,言語学者ではない私たちは踏み込みすぎず,適当に利用するようにした方がいいようです.そのため,学問的な厳密さが欠けていても,覚えるのに利用できそうな語源は取り上げるようにしています.
同義語や関連語と比較しながら覚えることで,単語のニュアンスがわかってきます.きちんとした文章を書くときには,同じ単語を繰り返して使ったりしないために,Thesaurus(類語や用法を集めた辞典)を使うことはネイティブスピーカーにとっても常識といえるでしょう.Vocabulary Advantage でも同義語や関連語をできるだけ載せるようにしています.
単語集はたいてい難易度によって言葉が分類されています.難関大学合格レベルとか,TOEIC 730点レベルといったものです.このような難易度分けには実用上の意味があるのでしょうか.▼調査の結果からはあると考えられます.
サーチエンジンを使って,いろいろな雑誌,新聞の記事の中の単語の出現頻度を調べると,難易度分けとかなり相関関係があることが分かりました.しかし,例外も多くあります.また,ある程度以上の難易度(TOEIC730点以上,大学入試上級以上)ぐらいになると,かなり例外が増えてくるようです.
実用的な単語を集めるという観点から,Vocabulary Advantage でお送りする単語を選択する際はサーチエンジンでのヒット数を参考にしています.